フランスの大学で勉強

大学で学ぶことにより、学位を取得でき、フランスでの就職に有利になりますし、特定のキャリアパスには不可欠な場合もあります。フランス人以外の人々は、特定の条件下でフランスの勉強に参加することができます。

Ouarda Varda Sadoudi 2022年5月30日による検証

大学の学位を取得したい場合は、フランスの高等教育機関への入学を検討することができます。

以下は大学コースに入学するために必要な条件とステップをご紹介します。

認定トレーニングを含む職業訓練をご希望の方は、弊社の 専用ページ をご覧ください 。

フランスの大学制度

フランスでは、高校卒業後に大学の勉強が始まります。入学には、高等学校卒業程度認定試験「Baccalauréat(Bac)」またはそれに相当する外国の高等教育を終了していることが必要です。

  • フランスには、高等教育機関のタイプは次のような様々にがあります。

    • Universités」は、フランスの国に依存する公的機関で、地理的な通学地域「académies」にに結び付けられています。
    • 「Grandes écoles」は、試験を通じて競争人学でき、公的機関または私的機関であります。通常、最初に2年間の準備コースと知られての特定コース「classe préparatoire」が必要です。これらの施設への入学は非常に選別されており、登録料も高いですが、フランス国内では良い評価を得ています。
  • 大学教育は、3 つのサイクルに分かれています。

    各サイクルの終了時に学位を取得できます。

    サイクル 1: 学士号「Licence」/「Bac+3

    最初のサイクルは 3年間続きます。この3年間は「Licence 1」、「Licence 2」および「Licence 3」と呼ばれます。

    このサイクルの最後に、履修コースに応じて、「Licence」または「Bachelor」と呼ばれる学位を取得できます。これで「Bac+3」のレベルを取得完了。

    サイクル 2: 修士号「Master」/「Bac+5

    2 回目のサイクルは 2 年間続きます。この数年は、「Master 1」と「Master2」という名称です。

    このサイクルの最後に、「Master」またはマスターの学位を取得できます。これで「Bac+5」のレベルを取得完了。

    サイクル 3: PhD/「Bac+8

    3 回目のサイクルは 3年間で、博士課程に相当します。

    博士の最後には、「Doctorat」と呼ばれる学位を取得できます。

条件

フランスへの留学は、国籍を問わず誰でも参加できます。

ただし、特定の条件を満たす必要があります。

  • 大学の一年生に入学するには、中等学校を修了試験「Baccalauréat(Bac)」 または相当する外国の試験を合格する必要があります。
  • 1年目よりも高いレベルに入学するには、大学の学位を取得する必要があります。
  • 入学が許可された後、もしまだ居住権を持たない場合には、「titre de séjour」に 「étudiant」つまり学生と記載した住居許可を申請する必要があります。

その後、大学が独自の条件を設定します。例えば、フランス語がB2 レベル以上が最低限必要な場合もあります。

登録手数料

大学の勉強の登録費用は非常に変動が大きいため、選択した機関、修了時に取得される学位レベル、さらには国籍など、多くの要因に左右されます。

ある場合フランス人以外の方でも、 資金援助 として知られる奨学金またはbourses を受け取り、フランスでの学費を支払うことができます。

興味のある大学に直接問い合わせて、その大学の料金と利用可能な「bourses」を確認することができます。

手順

このウェブサイト で 、お近くの高等教育機関 つまり「établissement d'enseignement supérieur」 を検索できます。

  • 大学コースへの入学は、通常3月から 6月にかけて行われます。

    入学のスケジュールと手続きについては、ご希望の大学に直接問い合わせすることをお勧めします。

    入学手続きは、希望する学位レベル、現在居住している国、および国籍など、様々な要因によって異なります。

    • 欧州連合加盟国の国民である場合、フランスの学生と同じ 入学手続き を行うことができます。
    • 現在欧州連合にお住まいのが、欧州連合加盟国の国民でない場合、以下を行う必要があります。
      • 入学前申請書の提出、「demande d'admission préalable(DAP)」または最初の学年への入学手続き。
      • 一年目以上のレベルに直接入学する場合は、関連する施設に直接連絡してください。
  • 他の国で取得した資格は、特定の条件の下でフランスで認められる場合があります。

    資格認定を受けるには、ほとんどの分野で資格認定に必要な書類を発行している「centre ENIC-NARIC」と呼ばれる部門に連絡する必要があります。

    • 学位の認定を行う機関である場合は、その機関が行うべき手続きについて教えてくれます。
    • 学位の認定に責任がなければ、関連部署に紹介してくれます。
  • 一般的に、以下の事項をに含める必要があります。

    • Curriculum Vitae」または「CV」と呼ばれる書類には、職務経験、修了した教育とトレーニング、および取得した資格の詳細が記載されています。
    • カバーレターまたは「lettre de motivation」は、この大学コースに応募する理由と、自分がなぜ良い候補者であると思う理由を説明します。
    • 取得した資格のコピー。また、フランスで認定を受けた場合は、関連書類も添付してください。
    • フランス語のレベルを証明する「certificat」 と呼ばれる文書。この文書を入手するには、センターでテストを受ける必要があります。このウェブサイト で、お近くのテストセンターを検索できます。

    ドキュメントがフランス語でない場合は、まず最初に 「traducteur assermenté」 という宣誓翻訳者が翻訳する必要があります。

    • ページあたりの翻訳コストは平均で 30-80 ユーロです。
    • オンラインで検索したり、フランス国内のお国の大使館でお言語の「traducteurs assermentés」リスト<1518/>を検索できます。フランスに在住する亡命者である場合、出身国の当局に連絡を取ってはいけません無料サービスを提供する機関つまり難民法 を専門とする「association」に連絡します。

サポートを求める

フランスには、サポートしてくれて、アドバイスを与えて、手続きや書類作成を手助けしてくれるサービスがたくさんあります。そのほとんどは無料です。

  • Pôle Emploi」は、雇用の確保、事業創出について助言も行います。また、フランスの失業補償金や「allocations de retour à l’emploi」も管理しています( 一般には「chômage」と呼ばれています)。

    • このサービスは無料です。
    • このサービスを利用するには、まず オンライン で登録する必要があります。後日、最寄りの代理店にご予約を差し上げます。
    • 利用可能言語: 主にフランス語。
    • 連絡先: 登録は ウェブサイト でオンラインで行われます 。連絡が必要な場合、いくつかの方法があります。
      • オンラインプロフィールを作成してから、個人的なスペースからメールを送ることができます。
      • フリーダイヤル番号は 3949 です。月曜日、火曜日、水曜日の午前 8 時 30 分から午後 4 時 30 分まで、木曜日の午前 8 時 30 分から午後 12 時 30 分まで、金曜日の午前 8 時 30 分から午後 3 時 30 分までに利用できます。
      • 午前中に予約なしで、近くの代理店を直接訪問することができます。
  • ソーシャルワーカー(「travailleurs sociaux」および「assistants sociaux」)は、行政手続きをサポートする専門家であり、人々が直面している困難に応じた解決策を見つける手助けをします。

    • これらのサービスは無料です。
    • 予約をすれば、あなたの状況に応じた個別のアドバイスを受けることができ、次のステップに進むための手助けをしてくれます。例えば: 国家の経済的支援の申請、社会住宅申請、フランス失業局(Pôle emploi)への登録など。
    • 利用可能な言語: 主にフランス語。
    • 連絡先: 「travailleur social」との予約を申請することができます:

最も正確な最新情報を提供するのに細心の注意を払いましたが、このページは法律的または専門的な助言に代わるものではありません。法律や手続きは定期的に変更されるため、資格を持つ専門家に相談することが重要です。

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